投資コラム/出口戦略
管理組合・理事会への働きかけ
管理組合・理事会への働きかけ

容積率が余っていて、建替え可能性が高そうな物件を購入した場合、建替えの話が持ち上がるのをずっと待っていれば良いでしょうか。

より大きなマンションに生まれ変わるポテンシャルを秘めた物件でも、そのことに所有者の方々が気付いていなければ、建替えの機運は起こりません。

既に建替えの話が持ち上がっているようなマンションなら、そのままの流れに任せれば良いですが、建替えという発想がまったくないようなマンションの場合は、待っているとかなりの年数を経過してしまうおそれがあります。

それなら、既に建替えの話があるマンションだけを狙えば良いように思われますが、このようなマンションは、既に相場が上がっているケースがよくあります。

建築条件は良いものの、誰もそれに気付いていない・・・、そのようなマンションは安く買えるチャンスがあるのです。

それでは、建替えの話が持ち上げるまで、じっと待っていれば良いかというと、そういうことではありません。

建替えの話が持ち上がっていないのなら、購入後に、自ら管理組合・理事会に働きかければ良いのです。

いわゆる「物言う株主」が株主総会で、経営改善を働きかけ、その会社の価値を高めていくように、所有者となった皆様が、内部から働きかけてゆけば良いのです。

「素人なので、どのように提案すれば良いかわからない・・・」と思われる方も多いかもしれません。

そのような場合は、建築プランや具体的スケジュール等をご提案できるディベロッパーやコンサル会社をご紹介させて頂きます。

所有者の方々も気付いていないだけですので、建替えをすることで、新しいマンションの一室を得られ、価値も増大する可能性があることを知れば、多くが賛同してくれるはずです。

建替え計画が魅力的であればあるほど、所有者の方々がそれに気付くきっかけを作るだけで、半ば自動的に議論が深まっていきます。

もし「建替えマンション投資をしたいけれど、既に相場が上がっているような物件は買いたくない」という方は、このように、管理組合・理事会へ働きかけをされることをお勧めいたします。

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